日本共産党 奈良県会議員団
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過疎地・水資源等対策特別委員会(今井光子)
2008/02/25

県立五條病院について

今井光子委員
 地域医療に関係して、先日、五條病院に行ってきました。地域の中核の病院として、災害の拠点病院だとか、さまざまな重要な役割を担っているところですが、例えば麻酔科の医者も不在で、週に2回しか実際に手術ができない状況だと聞きました。医療機器もかなり老朽化しているところもあり、産婦人科もベットがそのまま残っており、医者さえいれば、すぐにスタンバイできる状況になっています。今回の中にも、病院支援の予算入っていますが、前年度よりも減っておりますが、どんなふうに県の方は、この五條病院を支援するのかを伺います。

大西医務課長
 県立五條病院は、へき地医療拠点病院として、これは無医地区等に対し、巡回診療、へき地診療等への医師派遣、へき地診療所の医師等の休暇等における代替医師等の派遣と、へき地における医療活動を継続的に実施するための病院として位置づけられています。 県内に3カ所あるへき地医療拠点病院の中心で、院内にへき地医療支援部を置き、巡回診療やへき地診療所への代診医の派遣等を行うとともに、自治医科大学卒業医師がへき地診療所において、1人で勤務する前の地域医療研修など、へき地医療においては重要な役割を担っています。
 また、五條病院では、へき地医療だけではなく、五條市を中心とした地域住民に対する入院を伴う高度医療の担い手でもあり、現在、ご指摘のとおり、医師数は減少しております。定員34名に対して現員22名という状況です。神経内科、産婦人科、耳鼻咽喉科、麻酔科におきましては、常勤医がいない状況で、非常勤医により地域の医療需要に応えているのが現状です。
 へき地医療のあり方につきましては、4月に設置いたします奈良県地域医療対策協議会において、へき地医療がどういう形であるべきか、検討したいと考えているところです。


今井光子委員
 県立五條病院ですけれども、医師の確保対策で、結局、10名の枠になるのか、昨年出された5名ともう5名追加となるですか。

大西医務課長
 昨年の12月に県立医科大学の定員を5名ふやして、奨学金を貸し付けることによって確保するの5名です。入学者も決定して、先日、入学手続を終わっていますので、確保できたと考えています。今回お願いしているのは、県立医科大学にかかわらず、奈良県で働いてもいいという医学部の学生または研修生に対し、5名の枠で、科目は同じ特定診療科、産科、小児科、麻酔科、それからへき地医療に携わっていただく方として、これに何名とは指定しておりませんが5名で、合計10名に対し、奨学金を貸与し、奈良県で貸与期間の1.5倍働いていただくことを返還免除の条件に貸与するものです。


今井光子委員
 最初の5名の県立医科大学の入学者が決定したということですが、へき地とか麻酔科とか、産科とか、最初のときから決めているのでしょうか。そのあたりのところに行きたいということで、なっているものか。またどれぐらいの応募があったのかお尋ねします。

大西医務課長
 12名の応募あり、そのうち5名の合格です。内訳は男子3名、女子2名です。診療科目については、18歳の高校生に選ばせていいのかという強い意見がありました。当然、医大の学生が診療科を選ぶのは、前期研修が終わってからです。前期研修から後期研修に入るときに、専攻科を選びますので、現在の診療科目は、産科・小児科・麻酔科に限っており、その時点で、救急科や外科など足りない科が出るかもわからず、そのときは、臨機応変に加え選択肢を広げていきたいと考えています。